一夜限りの後悔の関係

一夜限りの後悔の関係を断ち切るための手記

スナックで働いていたときにお客と一夜限りの関係を持った

20代の頃、一時期スナックで働いていましたが、そこに来ていたお客さんと一夜限りの関係を持ちました。

その方は30代の男性でしたが、私の事をとても気に入っていたようで、お店で接客をしている時から、
猛烈なアプローチを受けていました。

携帯番号をしつこく聞かれ、デートに誘われました。

正直にいうと、あまりタイプの男性ではなかったのですが、興味本位で一度だけ食事に行くことにしました。

お酒を飲んでいたこともあり、だんだんと気が緩んでしまったのでしょうか、3件目に行く頃には、
すっかりお互いに酔っぱらってしまい、その流れで、彼が住んでいるマンションへ。

そこで、さらに楽しく飲んだり、彼が活動するバンドの話などを聴いているうちに、だんだんと彼が魅力的に見えてきました。

実は彼は、ある地域では有名なバンドマンで、そんな有名人が私にこんなにアプローチをしてきている、
ということに舞い上がっていました。

そしてついに、お酒の勢いもあり、関係をもってしまいました。

二人とも、たくさん飲んでいたので、目が覚めたときは朝になっていました。

昨晩飲みすぎたせいか、とても気分も悪かったですし、すっきりした頭で彼を見ると、やはりタイプではない。

彼も私が帰宅準備をする物音で目覚めたようで、そこでもまた猛アプローチをしかけられました。

これからも定期的に会ってほしい、付き合ってほしい、と言われましたが、私は二度目の関係をもつ気持ちは
全く無かったので、そのまま帰宅し、二度と連絡をとっていません。



同窓会で会った幼馴染と

今思い出しても、少しだけ後悔の念が残る体験です。 一昨年、30歳になったのを機に小学校時代の同級生たち
で集まって同窓会をすることになりました。 私は高校を卒業と同時に郷里を離れてしまったので、同級生たちに会うのは成人式の時以来10年ぶりになります。 

 同窓会は、郷里から少し離れた市内のホテルで行われることになりました。 何人集まって、どういう面子が来るのだろうか。 私は内心ドキドキしながらも、ホテルの会場へと向かいました。 会場内には見覚えのある顔、忘れてしまった顔、それぞれがいましたが、話し出すと不思議なもので当時の記憶と顔が蘇ります。 こうして昔話に花を咲かせていた時、私の後ろから懐かしくも甘酸っぱい声が聞こえてきました。 思わず私はその声の方を振り向くと、そこには初恋の女性(A子)がいたのです。 

 A子は以前にも増して美しくなっていました。 私は何となくですがA子の左手に目をやると、薬指にキラリと光る物が。 淡い期待をした自分に対して、もう一人の自分が茶々を入れている、そんな気分になりました。 しかし逆に吹っ切れた私は、何の邪心も無くA子に話しかけることができました。 A子は一瞬きょとんとした顔をしましたが、私の声を聴くなりすぐに思い出してくれたのです。 こうしてA子とも昔話を咲かせ、夢のような懐かしい時間はあっという間に過ぎ去っていきました。 各々が散り散りになって帰路につく時です。 不意にA子が私の方に駆け寄ってきたのです。 

 私はどうしたのかなと思いながらA子が来るのを待っていると、突然「私ね、実はあなたが初恋の人なの」と言ってきたのです。 恐らくもう会うことは無いと思っての告白だったのでしょう。 まさか小学校時代に両想いだったとはつゆ知らず、私の方も「A子が初恋の人だった」と告白したのです。 

するとA子の目から見る見るうちに涙があふれ出てきて、「ちょっと告白が遅かったね」と泣きだしたのです。 

その姿を見た私は思わずA子を抱きしめると、強張った身体から力が抜けていくのが分かりました。 もうこうなってしまっては、私としてもA子を離すのが惜しくなります。 私はA子に「これから……どう?」と聞くと、A子はジッとこちらを見ながら、薬指の指輪を外したのです。 こうして近くのホテルへ行ってA子と関係を持ちました。 あれから2年が経過し、郷里の友人からA子が離婚したらしいという噂を聞きました。 理由は何があったのかは分かりません。 あれきりA子とは会っていないし、あえて連絡先は交換しなかったからです。 しかしふと思うのです。 A子の離婚の原因は自分にあるのではないかと。 そう考えると、あの時の行為に対して少しだけ後悔してしまうのです。